こんにちは!ラックです。
今回は欧米輸入を実践する際に必ず必要なリスク管理についてお話します。
欧米輸入の副業で月利10万円を達成するためには、適切なリスク管理と危機対応が不可欠です。
以下に、重要なポイントをまとめます。
リスク管理
資金管理
欧米輸入ビジネスを始める際は、適切な資金管理が重要です。初期投資や運転資金を慎重に計画し、リスクを最小限に抑えることが大切です。
– 初期投資は必要最小限に抑える
– 運転資金は3〜6ヶ月分を確保する
– 利益の一部を常に再投資に回す
私の場合は利益のすべてを次の仕入資金として再投資してきました。
ただ、物販をすると「収益が上がっているけど手元にお金が残らない…」という状態になるので、少額をプライベート用に使うのも一つだと思います。
商品選定
利益が見込める商品選定は成功の鍵となります。
需要と競合状況を十分に分析し、リスクを軽減しましょう。
– 需要の安定している商品を選ぶ
– 競合が少ない商品を探す
– 季節性の高い商品は慎重に扱う
欧米輸入においては季節性の高い商品は上級者向けになります。
理由は仕入れから手元までの到着日が読めない点、集客力がない場合は販売迄に時間がかかる点です。
クリスマスに関係する商品を仕入れようと思って、11月末に注文したら到着が1月の頭だった…というケースも全然あり得ます。季節性商材は閑散期(価格が安いとき)に仕入れて、時期が近付いたら販売するがベストです。
在庫管理
適切な在庫管理は利益を最大化し、リスクを最小化するために不可欠です。
– 需要予測を基に適切な在庫量を維持する
– 定期的に在庫状況をチェックする
– 滞留在庫を早期に処分する
この商品売れなさそうだな…って商品家に眠ってないですか?
1円でも現金化出来たら次の仕入に使うことが出来ますが、放っておくと何も生まないただの場所取りお荷物です。赤字でもいいのでその場合は売り切ってしまいましょう。
為替リスク対策
為替変動は利益に大きな影響を与える可能性があります。
– 為替レートの動向を常に注視する
– 為替予約などのヘッジ手段を検討する
– 仕入れのタイミングを為替状況に合わせて調整する
この数年の為替レートの動きは専門家でも予測できないくらいです。
私たち欧米輸入実践者がするべきは、チャート分析して未来を予想することではなく
極度の円安になった時でも利益が上げられる状態にしておくことです。
配送トラブル対策
国際配送では様々なトラブルが発生する可能性があります。
– トラッキング情報を常に確認し、問題を早期発見する
– 購入サイトの運営者に問い合わせる
– 転送会社を利用し、リスクを分散させる
よくある事例としては「商品が破損して届いた」「到着予定日までに商品が届かない」です。
いずれも私が使っているebayというサイトでは購入者への保証が自動で付くので
問題が出た場合は全額返金してもらえます。
保証を活用するために購入した商品の状況をこまめにチェックしましょう。
転送会社についてはまた別途ご紹介します。
品質トラブル対策
商品の品質問題は顧客満足度と評価に直結します。
– 信頼できるセラーを慎重に選定する
– 少量から仕入れる
– 品質管理基準を設け、定期的にチェックする
ebayから仕入れるのであればセラーの評価は最低でも100、100%高評価であってほしいです。
もし仮に100%高評価でなくても、悪い評価の内容が許容範囲のものであれば購入を検討するのも一つです。また少量から取引をすることで、万が一何かトラブルが起こった時も損失が少なく済みます。
私は一度50万円で仕入れた商品が破損して届いた時があります。
ebayでは輸送時の破損については返金・返品をしていただけるのですが正直焦りました。
特に高額な取引になればなるほど品質については慎重になった方がいいです。
権利侵害の問題対策
著作権・商標権の権利侵害は深刻な法的問題につながる可能性があります。
– 商品の著作権・商標権を事前に確認する
– 必要に応じてコンサルタントに相談する
– 問題が発生した場合は迅速に対応する
私たち物販のプレイヤーはOEMや新規商品を仕入れない限り、既に流通している商品を取り扱うことになります。その際に必ずと言っていいほど偽物やブランド規制力が強い商品に出逢います。これらは知っていなかったでは済まされず、アカウントバンの可能性はもちろん、最悪の場合は逮捕されることもあります。今まで取り扱ったことがない商品は必ず事前に権利関係を確認した上で仕入れましょう。
市場変化への対応
市場環境は常に変化しています。柔軟な対応が求められます。
– 市場動向を常にモニタリングする
– 競合情報を定期的に収集・分析する
– 新たな商品カテゴリーの開拓を検討する
物販の怖いところが、当月売れていた商品が翌月に全く売れなくなることです。
これはどの商材にも言えることで、「競合が増えた」「別の類似商品に顧客が流れた」など
多面的な要素で売り上げは変化していきます。
ポイントとしては、売れる商品を見つけたら類似商品への派生をしていくと取り扱い商品の厚みが生まれて売り上げが安定していくことが多いです。
法規制対応
各国の法規制は頻繁に変更される可能性があります。
– 輸入関連の法規制を定期的にチェックする
– 必要に応じて専門家のアドバイスを受ける
– コンプライアンス違反のリスクを最小限に抑える
特定の商品では輸入時に法令に則った商材であることを通関に申告する必要があるものもあります。
これらは法律の規制から逃れて販売できたとしても、後々発覚した際に罰金を課せられます。
商品リサーチ時に「これはめっちゃ利益出そう!」と思われる商品でも法規制に抵触しないか確認しましょう。
まとめ
欧米輸入の副業で月利10万円を達成するためには、リスク管理と危機対応を適切に行うことが重要です。資金管理、商品選定、在庫管理、為替リスク対策などのリスク管理を徹底し、配送トラブル、品質問題、権利問題、市場変化、法規制変更などの危機に備えることが成功への近道となります。
常に最新の情報を収集し、市場動向を注視しながら、柔軟に対応していくことが大切です。また、問題が発生した際には迅速かつ適切に対処することで、ビジネスの継続性を確保することができます。
リスク管理と危機対応を適切に行うことで、安定した収益を確保し、月利10万円の達成だけでなく、さらなる成長も期待できるでしょう。ただし、副業として取り組む場合は、本業とのバランスを考慮し、無理のない範囲で着実に進めていくことが重要です。
最後に、欧米輸入ビジネスは常に変化する環境下にあります。成功を持続させるためには、継続的な学習と改善が不可欠です。他の成功者の事例を参考にしたり、新しい技術やツールを積極的に取り入れたりすることで、より効率的かつ効果的なビジネス運営が可能になるでしょう。